実は、前回のFOMAで動画再生の話の続きである。物欲とは怖いものである。一度欲しいと思ってしまったが最後、FOMA購入の一ヶ月後になんと正真正銘の動画プレイヤーを購入してしまったのだ!
SONYのポータブル動画プレイヤー『PCVA-HVP20』という、VAIOブランドの商品である。といっても、VAIOユーザーでなくても使用できる(おいらはNECユーザー)。VAIOユーザーのほうがインターフェースが保証されているとの事だ。
さて、まず目に付くのが3.5インチの大きめの液晶画面だ。3.5インチともなると、映画の字幕もはっきりと読み取れる大きさ。しかも、映像の映りは素晴らしい!文句ナシだ。
続いて操作性。液晶画面の下にボタンが配置されていて、必要以上のボタンは無い。とてもわかりやすい。再生、停止、一時停止、メニュー、そして乳首よりもワンサイズ小さ目のボタンで早送り、巻き戻し、メニューの選択が全て行える。乳首を触りなれているユーザーは違和感無く操作できるであろう。
PCからの動画ファイル転送は専用のソフトで。これも簡潔で、FTPソフトのような画面で、左側に送信したい動画ファイルをドラック&ドロップし、画面真ん中の[⇒]ボタンを押せば転送開始だ。転送可能ファイルはMPEG1/2で、転送できないファイルはドラック&ドロップできない。普通のファイルならまず転送できるでしょう。
で、いざ通勤電車で使ってみる。うっひょ~、画面もキレイ、操作性もGOOD、音質もいいし、FOMAで動画再生と違ってメチャ快適通勤だ!
…しかし、非常に気になるのが周囲の目線だ。自分が思っているほど気にもされていないんだろうけど、どうも覗かれている気がする(特にオレの後ろに立っている暇そうなオヤジに)。これが非常に恥ずかしい。サーフィンのビデオとかは映像がキレイだしエアーやチューブもかっこいいから、まぁもし見られても、見た人は「おぉ」と感心するだろう。しかしだ!人にはあまり見られたくない動画を再生しているときが一番恥ずかしい…。たとえばの話、空耳アワーが見たくてタモリ倶楽部を再生しているとき、例のお尻フリフリが画面に現れたら…恥ずかしいべ。レッチリのライヴ映像を再生しているとき、突如ヤツらがチ○ポにソックスを履かせて登場したら…恥ずかしいベ。
なので、オレはいつもカバンの中の奥底に潜ませて、チャックをちょびっと開けて覗き込むようにして見ている。…なんだかなぁ。エロビ見てるわけじゃないんだし、気にするほどのことでもないんだけど、どこか恥ずかしいんだよね。
ってことで、メガネ式の動画プレイヤーを希望します。と思ったけど、かっこ悪くてかけられないだろうから、やっぱ現状でいいや。