Rage Against The Machine。昨年のコーチェラのフェスで再結成したレイジは、1990年代のオルタナティブロックブームの中心だったバンドで、その知名度は抜群。日本ではKORNやLimp Bizkitなどとともに御三家的な扱いをされていたけど、過去のトラウマを表現していたダークなKORN、ひたすらf●ckでののしるLimp Bizkitと違い、Rage Against The Machineはポリティカルで闘争心溢れるバンドだったこと。
「反戦運動家の両親」や「民族過激派の両親」であったり、ギタリストのトム・モレロがハーバード大を主席で卒業して上院議員秘書経験を持っていたりという彼らのバックボーンがあってこその社会派スタンスのバンドなのである。
でも、正直我々日本人には、特に英語が苦手だけど音が好き~みたいな僕のような人間にとっては、彼らの思想を全て理解しようとするのも難しいのです。
という意味でも、Rage Against The Machineは色んなことを学ぶには良い教材かもしれません。Coolな音楽を聴きながら、彼らの思想から学べるものがあったら学んでみたいですね。
↓は「Sleep Now In The Fire」のPV。『華氏911』などでお馴染みのマイケル・ムーアが撮影したこのPVは、ニューヨーク証券取引所の前でゲリラライブした実際の映像。メンバーがムーアとともにニューヨーク市警に逮捕・連行される姿も映されていて、当時かなり話題になりMTVにもヘヴィローテーションだった!
↓はレイジを知らなくてもこの曲は誰でも知っているであろう「Guerilla Radio」のPV。