Surf Diaryでも書きましたが、先日青森県の六ヶ所村にある核燃料再処理施設のPRセンターというところに行ってきた。ご存知のように、六ヶ所村という村が一躍有名になったのも、この施設の稼動をめぐっての様々な反対運動が巻き起こっているからだ。
そもそも、この施設が稼動するにあたってどのような問題があるのか?
核燃料再処理施設が特例なのは、通常の発電所ではない、使用した核燃料を再処理するための施設というところ。通常の原子力発電所が1年間に排出する放射性物質を、この工場からはわずか1日で排出する。
そして、その放射性物質は、大気中や海水に放出されるのです。
え、放出!?というところが今回の反対運動が巻き起こった“キーワード”です。

下の写真は、六ヶ所村原燃PRセンター内の「再処理の行程説明」。

「再処理工場から海洋に放出される放射性物質は、海水により十分に薄まるため、操業開始後に魚介類や海藻等を通して受ける放射線の量は自然放射線と比べてもごく微量であり、全く問題ありません。」
という説明。もちろん様々な分野のスペシャリストが数値を解析し、検証を積み重ねてのこの手法の選択をしたのだろうけど…どうなんだろう。正直僕には判断がつきませんが、少なからず放射性物質が排出されるというのは事実。
みなさんはどう思いますか?

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