サーファーにオススメの音楽紹介第3弾。今回は『John Butler Trio』。
Biography:
1975年、フロントマンのJohn Butlerはアメリカ・カリフォルニア州のロミタという、LAとロングビーチに程近い小さな町に生まれる。アメリカ人の母とオーストラリア人の父のもとで育った彼は、11歳の時に父親の故郷のウェスタンオーストラリアにあるピンジャラ(パースから40kmほど南)という小さな町に引っ越す。
16歳のときに祖母から、カントリーミュージックに欠かせないという“Dobro”のギターをもらった事がきっかけで、ジョンはギターを始める。
ジョンはパースにあるカーティン大学に進学し、ケルティック音楽やインディアン音楽を学び、フリーマントルのストリートでギターを弾く毎日を過ごした。
結局ジョンは音楽の道に進むことを決め、大学を中退した。ストリートギグを卒業し、「Mojos」というバーで演奏を続けていた彼は、ベースとドラムを見つけて1998年にいよいよセルフタイトルのデビューアルバムをリリースした。
オーストラリア国内で大ブレイクした彼らは2000年にEP、2001年にフルアルバム『Three』、ライブアルバム『Living』を立て続けにリリース。そして2004年、『Sunrise Over Sea』が全世界で大ヒット。
バンジョーなどを使ったネイティブ・アメリカン音楽はジョンのルーツでもあり、ジャズ、ファンク、レゲエといった幅広いジャンルもベースとなっているので深みもある。また、アコースティックな温かさと哀愁漂う枯れたボーカルが、ジャムバンドの秘めた可能性を魅せてくれる。
彼らの音楽はBillabongのサーフムービー『The Freeway』でも要所要所で使われていて、サーファーへの人気の裏付けとも言える。
いやーカッコいいですJohn Butler Trio!それにしても、Google Earthでオーストラリアのピンジャラを見ると、すごい田舎です…。
John Butler Trio Official ⇒ http://www.johnbutlertrio.com/