波乗りってホント難しい。スノボーのジャンプみたいに「次もう一回やってみよう!」と思っても、毎回波が違うからもう一回チャレンジする事すら出来ない場合もある。水の上を滑るんだからねぇ…。そう、オレは偉そうにSURF DIARYなんてコンテンツを書いておきながら、サーフィンが上手くない。あのDIARYは、「今日はどこそこの場所でサーフィンした、いい波だった」って書いているよりも、どちらかというと「どこのメシ屋でご飯食べた、ウマ~イ!」とか、「どこの場所はこんなに眺めがいいよ、キレ~イ!」とというのをメインに書いているのだ。
サーフィン始めてもう9年目になるんだけど、地元の仲間の中じゃ遅咲きだ。みんな中学生・高校生からやってたから。9年目っていうとたいそうに聞こえるけど、学生時代は全然海に行かなかった。始めたばかりだから立てないし、面白くないし。で、海行かないから上手くならないし。とにかく、時間がたくさんあった学生時代に真剣にやらなかったのが今でも悔やまれる。 社会人になって、今一緒にサーフィンしてる仲間と千葉や茨城に行くようになり、初めて真剣にサーフィンに打ち込むようになった。学生時代は年に3回くらいしか着なかったフルスーツを年に何十回も着て、土日は必ず千葉・茨城に出かけた。なので、実際はサーフィン暦4年くらいだ。 毎日サーフィンできる環境での4年と、土日サーファーの4年じゃ中身の濃さは違うけど、この4年でそれなりに上達したと思う。なんてったって、ある友達には会う度に「立てるようになった?」って聞かれてたから。おかげさまでサーフィンの楽しさを覚え、もうこれ無しじゃ生きていけないって感じだ。 でも、上達しないんだな~これが。ホント参る。テニスみたいに上手い人が後ろから「ここで腕をこう振って、腰をこうグイーっと…」ってやってくれればいいけど、いかんせん海の上じゃ出来ないし、かといって陸上じゃ勝手が違う。
波乗りは難しい。でも、そこがいい。底が知れないからね。一生かかっても底にはたどり着けないからいい。 ってことで、このホームページのSURF DIARYはサーフィンが大して上手くない管理人が書いているものです。サーフィンが上手い人が見て「なんだいこのライディングは!?」と思ったとしても、「あぁ、今が試練の時なんだな」と思って見逃してください。